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新選組の足跡を訪ねて、佇む西光寺
さんぴん紀行関東
2025/08/07
拙者、浪人暮らしが板についた、さんぴんと申す。
御覧の通りの風体だが、お気に召さぬならそれでも構わぬ。気ままに生きる、ただそれだけのことよ。
気ままに書いた、拙者の道中記。好きに読むがいい。

夏の盛り。地を這う熱気はまだ尚収まらない日暮れ時。ふと近藤勇殿の生誕地と伝わる上石原、西光寺へと足を運んだ。
寺へ向かう道すがら、新選組の「誠」の旗を思わせるような、力強い筆跡の旗が目に留まる。
現代のこの地にも、何かを「応援」する熱き心があるのだな、と感じ入る。FC東京の文字も、現代の侍たちの旗印であろうか。

寺の門の左側、静かに座す近藤勇殿の像が、拙者を迎え入れてくれた。
そのお姿は、激動の時代を生きた侍の、確固たる意志を今に伝えているかのよう。
周りに誰もいないからこそ、ゆっくりとその御姿と対峙し、心の中で語りかけることができた。

近藤勇殿の功績や、この地ゆかりの兵士たちの名が刻まれた碑がある。
一つ一つの名に目を凝らすと、そこに確かに生きた人々の息吹を感じる。

「生誕地まつり」が、彼らの魂を今に伝える大切な催しなのだろう。この静けさの向こうに、賑わう祭りの情景を想像する。
さんぴん拝
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